放課後等デイサービスとは
放課後等デイサービスは、2012年4月に定められた児童福祉法としての事業です。学校通学中の児童に対して、放課後や学校休業日(長期休暇を含む)において、生活能力の向上のための訓練等を継続的に提供することにより、学校やご家庭とは異なる時間、空間、人、体験等を通して、支援を必要とする障がいをもっているこどもたちにサポートする施設です。「放課後デイ」「放デイ」と呼ばれることが多いほか、「障がいをもったこどもたちが通う学童」と例えられることが多いです。また、ご家庭の皆様の色々な状況につきまして、社会的資源としてご利用いただいております。
施設の利用対象は「6歳から18歳までの就学年齢で、障害児通所受給者証をお持ちの方」となります。引続き、放課後等デイサービスを受けなければその福祉を損なうおそれがあると認めるときは、20歳に達するまで利用を継続することが可能です。
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障がい児・ご家族の悩み
①安全・安心の遊び場の不足
②同世代との交流を通じての成長機会不足
③保護者のご家庭での負担増加
④社会性を営む機会の不足 -
放課後等デイサービスの提供するサービス
①自立した日常生活を営むために必要な訓練
②創作的活動・作業活動
③地域交流の機会の提供
④余暇の提供
放課後等デイサービスの1日の流れ
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平日・学校終了後
- 14:0014:30
- 学校へお迎え
教室到着、連絡帳提出
健康チェック、手洗い・うがい
自由遊び
- 15:30
- おやつ(食後に歯磨き)
- 16:00
- 個別療育
- 16:30
- 集団活動
- 17:00
- 片付け・帰りの準備
- 17:15
- 帰りの会
- 17:30
- 送迎・帰宅
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土曜・長期休暇期間
【午前の部】
- 10:0010:30
- 準備時間
教室到着、連絡帳提出
健康チェック、手洗い・うがい
- 10:3012:3013:30
- 療育プログラム
送迎、帰宅
【午後の部】
- 14:0014:30
- 準備時間
教室到着、連絡帳提出
健康チェック、手洗い・うがい
- 14:3016:3017:30
- 療育プログラム
送迎、帰宅
※2部制のどちらかの利用となります。1日通しての利用ではありません。
※長期休暇とは、学校の春・夏・冬休みの事です。
ご利用までの流れ
- お問い合わせ
- 電話・ホームページから、お気軽にお問い合わせください。
- 見学
- まずは保護者の方のみの施設見学となります。
- 体験会
- 見学後、ご利用の意思がある方はお子様の体験会を行います。体験後、お子様の様子を見てご家族で相談していただきます。
- 受給証の申請
- 放課後等デイサービスをご利用いただくには、役所が発行します「障害児通所受給者証」が必要となります。発行には役所申請後、2週間~1ヶ月かかります。
- ご契約
- 原則、曜日固定でのご契約となります。
- 個別支援計画書作成
- ご家族との面談内容から個別支援計画書を作成いたします。
- ご利用開始
- 個別支援計画を基に、お子様の状況を見守りながらサポートいたします。
ご利用料金
放課後等デイサービスの利用料金として負担いただく金額は、世帯所得に応じて月額上限が定められています。
ただし、受給者証に記載されている上限額を超えることはありません。
生活保護受給者 | 0円 |
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非課税世帯(低所得等) | 0円 |
世帯所得約890万円までのご家庭 | 4,600円(月額上限) |
世帯所得約890万円以上のご家庭 | 37,200円(月額上限) |
※おやつ代(100円/日)は実費となります。
※外出やイベントの料金は実費になります。