まどかは、季節の創作物などは行いますが

「イベント」となると少ないです。

これは、放課後等デイサービスとは、「支援が必要なお子様に対して療育を提供し、自立に向けた訓練を行う療育施設」である。というこの事業において一番基本的なことであり、一番大切なことであると思っているからです。

実は、イベントとなると職員さんは、イベントに向けて前もって企画書を作り、計画会議を重ね、予算を検討し、保護者様に通達、イベントの開催、イベント後は反省会。などの手順が毎回あるんです（裏話）

これを通常業務にプラスした時間で行ってるんですね。

果たしてこれが、「療育」として正解なのか。とても悩みました。

まどかが出した結論は、この時間を、普段提供する子供たちの支援内容に使いたい、でした。

私たちは、子供たちの「その後の人生」に大きく影響する仕事をしています。

保護者様から、信頼され、託された放課後の数時間。

どれだけのことができるか、何が必要とされているのか、を毎日検討しあいながらお届けしています。

それは、人の人生に係る仕事をする上で、絶対に持たなければならない責任だと思っております。

そこでまどかは、学校やご家庭でできるイベントはそちらにお任せすることにしました。

その代わり、日々の療育内容を全力で利用者様と共に楽しみながら行う場所として活動しております。

もちろん、公園などで遊ぶことはございますが。

季節行事は、お菓子の中に取り入れたり、製作物を作ることなどで「行事」を意識していただいてます。

まどかに来ていただた限り、頂いたその時間は利用者様の未来のために

あえて、イベントという時間はあまりとらずに

かわりに、私たちが本当に届けなければならない物を日々の「楽しみ」中から提供する。

それゆえに、まどかはイベントが少ない事業所となっております。