今回から利用児童への支援について、まどかでの取り組みを紹介していきます。
なお、まどかでの療育支援の紹介についても引き続き掲載いたしますので是非ご覧ください。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)について
ソーシャルスキルとは
人は子どもから大人になるにつれ、家庭や学校など様々なコミュニティで人との関わりや社会のルール(社会性)などを身に付けていきます。
「ソーシャルスキル」とは「社会の中で暮らしていくためのスキル」のことで、コミュニケーション(対人関係構築能力)だけでなく、生活スキル(家事やお金の管理をする)なども含まれています。
ソーシャルスキルトレーニングの特徴として、ロールプレイやグループワークなど実践形式のプログラムが用意されていることが多いです。
具体的にどのような支援内容があるのかを紹介していきます。
〇ロールプレイ
特定の場面を設定し、どんな行動をとればよいかを本人や参加者が役割を交替しながら演じてみます。自分で演じる、演じている人の行動を見る、自身の行動を振り返る事や他者の行動を客観視することを通して具体的な振る舞いを学んでいきます。
〇ワークシート・絵カード・ソーシャルストーリー
書き込み式のワークシート、図式化された絵カード、物語カードなどをSSTに用いることもあります。
ソーシャル・ストーリーは、非言語的コミュニケーションやコミュニケーションスキルをやさしい文章や絵などを用いて学ぶものです。
〇ゲーム、レクリエーション
ゲームは「ルールを守る」「勝ち負けを受け止める」「相談・協力」といったスキルが楽しく身に付きます。
〇ディスカッション(会話)
話し合いでは、1つのテーマについて複数人で話し合うことを通じて適切な振る舞いを学びます。自分の意見を伝えること、他者の意見を聞き、受け入れることを通して自他の気持ちの理解を深めることが出来ます。
まどかで行っていること
まどかでは、
個別活動【物語カード作り・状況に応じた行動を考えるプリント学習・カードゲーム等】
小集団活動【かるた、神経衰弱等の複数人で行うカードゲーム等】
全体活動【運動サーキット・すごろく等】
の他に、おやつの時間で簡単な食事マナー、はみがき習慣の定着などを行っております。
活動の始めや終わり時は挨拶を行うことで気持ちを切り替えていただき時間を守る活動進行を学んでいただいております。
これらの活動は、個別支援計画やお子様の特性や日々変わる心境状態に合わせて課題設定を行い支援の提供をしております。
参考文献
日本学校教育相談学会 ホームページ ソーシャルスキルトレーニングの理論と実際
http://jascg.info/wp-content/uploads/2015/03/4a848f73644d6264353f2cd4545435e5.pdf